秋田県1泊2日観光旅行モデルコース:秋田駅〜男鹿半島コース
秋田県は、雄大な自然と歴史、そして豊かな食文化が魅力的な地域です。東京から新幹線で約3時間とアクセスも良好なので、週末旅行にもおすすめです。
このブログ記事では、秋田県を1泊2日で満喫できるモデルコースをご紹介します。自然を満喫したい方、歴史に触れたい方、美味しいものを食べたい方、どんな方にもおすすめできる内容になっています。
秋田県の観光にはいくつかのコースがありますが、今回は秋田市から男鹿半島を巡る秋田県観光モデルコースをお伝えします。
秋田県の観光に欠かせないもの
秋田県を観光する際には、レンタカーの利用は欠かせません。
秋田は広大な自然と文化の宝庫である反面、公共交通機関のアクセスが限られている地域が多いため、自由な移動手段があると非常に便利です。
特に今回紹介する男鹿半島の海岸線など、秋田県の魅力を存分に楽しむためには、レンタカーが最適です。 また、レンタカーなら時間を気にせず、自分のペースで観光地を巡ることができますよね。
例えば、神秘的な雰囲気の角館の武家屋敷や、秋の紅葉が美しい八幡平、冬の雪景色を楽しめる鹿角市など、四季折々の風景を心ゆくまで堪能できます。
秋田の豊かな自然や文化を深く体験したい方には、是非レンタカーを借りてください。自由に動けることで、予期せぬ発見や出会いも多く、旅がさらに思い出深いものになるでしょう。
秋田駅、秋田空港前にはレンタカーを借りられるところがたくさんありますので、ぜひ旅行前に予約をしておいてください
超重要!
秋田観光1日目 秋田駅から男鹿半島
ここでは東京から秋田に向けて出発すると仮定をした秋田県観光1泊2日旅行のモデルコースを紹介してきます。
午前:秋田市内観光
9:00 東京駅から秋田新幹線こまちに乗車
12:00 秋田駅に到着。荷物を預け、ランチ
秋田駅には秋田名物きりたんぽ鍋、稲庭うどんなど、様々な飲食店があります。秋田駅ビル「トピコ」で秋田の郷土料理を味わってみるのもおすすめです。
秋田駅ビル「トピコ」3Fレストランフロア
2019年3月にリニューアルされた秋田駅ビル3Fのレストランフロア。
まず秋田駅に到着したらここで昼食をとるのがおすすめ。地場食材をふんだんに使った料理を提供してくれます。
YA-YA Statione B
YA-YAグループが展開する新しいヨーロピアンスタイルのビアレストラン。このレストランでは、地元初のクラフトビール「田沢湖ビール」を取り揃えており、地元の食材を使ったメニューをカジュアルな雰囲気で提供しています。
特に注目すべきは、ビールを煮詰めてアルコール分を飛ばした後に加えたビアカレーで、そのカレーには驚くほど大きなエビフライがトッピングされています。
カレーに豊富にかけられたタルタルソースを混ぜると、一層クリーミーな味わいを楽しめます。
営業時間:11:00〜22:00
定休日:無休
八代目 佐藤養助 秋田トビコ店
創業1860年の歴史を持つ伝統的な稲庭うどん店「佐藤養助」は、江戸時代からの技術を守り続けています。
この直営店である秋田トピコ店では、すべて手作業で丁寧に作られたうどんを提供しており、茹でたての状態で味わうことができます。
特に、比内地鶏を使用した出汁は、その深い味わいが特徴です。さらに、秋田トピコ店限定のメニューもあり、訪れた際にはその他の特別な料理も楽しむことができます。
営業時間:11:00〜22:00
定休日:無休
比内地鶏料理専門店 秋田比内地鶏や
秋田比内地鶏やでは、比内地鶏を使った豊富なメニューが揃っており、「究極の親子丼」をはじめ、唐揚げや地元秋田の名物料理が楽しめます。
この親子丼は、比内地鶏のジューシーな肉とクリーミーな卵、特製のタレが完璧に調和しており、驚くほどの美味しさで、料理が提供される曲げわっぱの器は地元の工芸品を感じさせ、観光客にとって非常にうれしいことですよね。
営業時間:10:00〜22:00
定休日:無休
扇屋 郷土の味・秋田牛鉄板焼
このお店では秋田の地元料理や人気のB級グルメが味わえます。
「秋田の想い出セット」と名付けられたメニューには、地域を代表するきりたんぽ鍋やハタハタ寿司、いぶりがっこ、じゅんさい、稲庭うどんが豊富に盛り込まれていて、秋田名物を一気に堪能することができます♪
ぜひ、一つ一つの料理をゆっくりと味わってみてください。
営業時間:11:00〜22:00
定休日:無休
千秋公園散策
13:00 千秋公園を散策
千秋公園は、秋田市のシンボルである千秋城跡を中心に広がる公園です。
千秋公園は、日本庭園の要素を取り入れた美しい造りが特徴で、この公園は近代的な公園デザインの先駆者である長岡安平の緻密な設計によって作られ、今日でもその魅力が色褪せることなく保たれています。
公園内には大手門堀と穴門堀の2つの堀が設けられており、それぞれが長い歴史を持つ市民の憩いの場として親しまれています。
- アクセス:秋田駅から徒歩15分
- 営業時間:24時間営業
- 定休日:なし
- 料金:無料
- おすすめポイント:秋田市のシンボルである久保田城跡を中心に広がる公園。
特におすすめなのが、久保田城表門と公園全体に広がる日本庭園です。
秋田県立美術館見学
15:00 秋田県立美術館を見学
秋田県立美術館は、秋田市千秋公園の目の前にある美術館で、秋田出身の画家・竹久夢二の作品をはじめ、国内外の美術作品を展示しています。
竹久夢二は大正時代に活躍した画家・イラストレーターです。美しい女性を題材とした作品で知られており、「夢二式美人」と呼ばれています。
美術館では、竹久夢二の代表作である「黒髪の乙女」や「宵待草」などの作品を鑑賞することができ、竹久夢二の生涯や作品に関する資料も展示されています。
- アクセス:秋田駅から徒歩10分
- 営業時間:10:00〜18:00
- 定休日:不定休
- 料金:大人310円大学生210円、高校生以下無料
- おすすめポイント:秋田出身の画家・竹久夢二の作品をはじめ、国内外の美術作品を展示。
秋田名物きりたんぽ鍋を堪能
17:00 秋田きりたんぽ屋本店できりたんぽ鍋を堪能
きりたんぽ鍋は、鶏ガラスープときりたんぽ、野菜などを煮込んだ鍋料理です。きりたんぽは、秋田の郷土料理であるきりたんぽを具材として使用しています。
きりたんぽは、米粉を練って棒状にしたものです。炭火で焼いてから、鶏ガラスープで煮込みます。
きりたんぽ鍋は、秋田の冬の定番料理です。寒い冬に、熱々のきりたんぽ鍋を囲んで家族や友人と団らんを楽しむことができます。
秋田きりたんぽ屋 本店
秋田駅目の前、千秋公園からでも歩いて数分の場所に位置する「秋田きりたんぽ屋 本店」
秋田できりたんぽを食べるならココ!というほどの有名店です。
数種類のきりたんぽ鍋があり、どの鍋を食べても満足すること間違いなし。
きりたんぽ鍋誕生の紙芝居の読み聞かせをしてくれたり、とにかく秋田に来たら寄って欲しいお店ですね♪
営業時間:17:00〜24:00(土曜のみ11:30〜15:00も営業)
定休日:無休
午後:男鹿半島観光
18:00 レンタカーで男鹿半島へ移動
男鹿半島は、秋田市から車で約1時間ほどの場所にある半島です。
男鹿半島の海岸線は、その荘厳な景色で訪れる人々を魅了します。
岩がちな海岸に打ち寄せる波の音、透明度の高い水面が反射する夕日の光、そして潮風が運ぶ海の香りは、日常から離れた特別な体験を提供してくれます。
この地域は、静かな散歩や自然との一体感を求める人々にとって理想的な場所です。
また、夕日が海に沈む瞬間は特に息をのむ美しさで、訪れる人々に平和と感動を与えてくれます。男鹿半島の海岸線は、自然の力と美しさを存分に感じられる、忘れがたい風景の宝庫です。
秋田駅から尾賀温泉郷に向かう際、少し遠回りをすると、観光地として有名な「ゴジラ岩」があります。駐車場は設置されていませんが、道路沿いにゴジラ岩の看板が見えてくると道が広くなっていますので、そちらに停めて見学に行きます。
足場が岩場なので十分に気を付けて見学に行ってください。
19:00 男鹿温泉郷で宿泊
男鹿温泉郷は、男鹿半島の北西部にある温泉地です。日本海の絶景を望む温泉で、温泉街には旅館や民宿が立ち並んでいます。
男鹿温泉郷には、日帰り入浴可能な温泉施設もあります。
男鹿温泉郷おすすめの宿
秋田県の自然に囲まれた隠れた宝石、男鹿温泉郷。この地は、その豊かな自然景観と共に、訪れる人々に癒しを提供しています。
海に面したこの温泉地は、豊富な海の幸も楽しむことができ、特に地元で獲れる新鮮な魚介類は訪れる人々の舌を魅了します。
秋田市できりたんぽ鍋を食べずに男鹿温泉郷で海の幸を堪能するのも良いですね。
四季折々の美しい風景に包まれながら、湯に浸かれば日常の喧騒を忘れ、心からのリラクゼーションが得られるでしょう。
そんな男鹿温泉郷のおすすめの宿を紹介します。
男鹿温泉郷 元湯雄山閣
男鹿温泉郷にある「雄山閣」は、その歴史ある落ち着いた雰囲気と、卓越したおもてなしで知られています。雄山閣のおすすめポイントは以下の通りです
1.なまはげと癒される温泉:露天風呂・内風呂と設置されているなまはげの顔。口からは温泉が突発的に吹き出し驚かせます。
2.伝統的な日本料理:地元秋田の新鮮な海の幸や山の幸をふんだんに使用した会席料理が楽しめます。特に地元で獲れる魚介類を使った料理は絶品です。
3.宿泊施設:和室から洋室まで、さまざまなタイプの部屋が用意されており、家族連れからカップル、一人旅まで幅広いニーズに対応しています。 おおよその宿泊料については、シーズンや部屋のタイプ、食事の内容によって変動しますが、一般的には1泊2食付きで1人あたり15,000円から30,000円程度が目安となります。
休日や特定のシーズンでは料金が高くなることがあるため、事前に確認することをお勧めします。
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秋田観光 2日目 男鹿半島観光
男鹿半島は、秋田県の素晴らしい宝物の一つです。海と山に囲まれたその風景は、一年中美しく、特に秋は紅葉が見事で海岸線も壮観です。
また、男鹿半島と言えば伝統行事の「なまはげ」。その迫力ある姿は、訪れる人々を魅了します。男鹿半島は自然と文化が見事に調和していて、男鹿半島を訪れると、心が落ち着く素晴らしい体験が待っています。
午前:男鹿半島観光
まずは男鹿温泉で朝食を取りましょう。
男鹿温泉郷の旅館や民宿では、新鮮な魚介類を使った朝食を提供しているところが多いです。
なまはげ館見学
8:30 なまはげ館見学
なまはげ館では、実際になまはげの面をかぶったり、衣装を着たりすることができます。また、なまはげの伝統行事である「なまはげ行列」の映像を見ることもできます。
- アクセス:男鹿駅からレンタカー、バスで約30分
- 営業時間:8:30〜17:00
- 定休日:月曜日
- 料金:大人660円、小中高生330円
- 男鹿真山伝承館とセットは大人1,100円、小中高生660円
- おすすめポイント:男鹿の伝統行事であるなまはげについて学ぶことができる施設。なまはげの面や衣装などが展示。ARを使って、専用アプリで衣装を擬似的に着たりすることもできる。
入道埼灯台見学
9:30 入道埼灯台の見学
入道埼灯台は、男鹿半島の北西部にある灯台です。日本海に突き出た岬にある灯台で、日本海の荒波を間近に見ることができます。
入道崎灯台は、日本海国立公園に指定されており、周辺には遊歩道が整備されています。遊歩道からは、男鹿半島の美しい景色を眺めることができます。
- アクセス:男鹿駅からレンタカー、バスで約1時間
- 営業時間:4月上旬〜10月15日の9:00〜16:00(土日は9:00〜16:30)
- 定休日:なし
- 料金:300円
- おすすめポイント:日本海に突き出た岬にある灯台。日本海の荒波を間近に見ることができる。周辺には遊歩道が整備されており、男鹿半島の美しい景色を眺めることができる。
男鹿水族館GAO
11:00 男鹿水族館GAO見学
男鹿水族館GAOでは、県魚のハタハタやゴマフアザラシ、ペンギンを含む約400種類の生物が1万点以上展示されている施設があります。
特に注目すべきは男鹿の春から秋にかけての海を模した「男鹿の海大水槽」で、ここでは約2000匹の魚が約8メートルの深さの水槽で泳ぐ様子を見ることができます。
また、男鹿水族館GAOで特に人気を博しているのはホッキョクグマのオス、豪太です。
体長約3メートルの豪太は、プールでのダイナミックな泳ぎや、おもちゃで遊ぶ愛らしい姿が訪れる人々の心を掴んでいます。
- アクセス:男鹿駅からバス、レンタカーで約30分
- 営業時間:9:00〜17:00
- 定休日:不定休
- 料金:大人1,300円、小中学生500円
- おすすめポイント:約400種類の魚介類を飼育展示。
午後:秋田市内に戻り、帰路へ
13:00 男鹿半島から秋田市内へ移動
14:00 秋田駅周辺で買い物
秋田駅周辺には、秋田名物の稲庭うどんやきりたんぽ、比内地鶏を使ったお土産などを売っているお店があります。
また、秋田の伝統工芸品である曲げわっぱや樺細工のお土産もおすすめです。
15:00 秋田駅から秋田新幹線こまちに乗車
18:00 東京駅に到着
まとめ
このブログ記事では、秋田県での1泊2日の観光モデルコースを紹介してきました。
アクセスしやすい秋田駅を起点に、男鹿半島の美しい景色や地元の美食を楽しむ旅程となっています。
レンタカーを利用することで、広大な自然と文化を自由に探索でき、秋田市内の名所や男鹿半島の海岸線を効率良く巡ることが可能ですね。
特に、男鹿の海大水槽やホッキョクグマの豪太など、秋田の魅力を存分に体験できるスポットが盛りだくさんです。
さらに、地元食材を使った料理を提供するレストランでの食事も旅のハイライトです。
このコースは、歴史を感じる散策や現代アートの鑑賞、地元料理の堪能と、多様な魅力が詰まった秋田の旅を約束します♪
ここまでの記事を参考にして、あなたの旅がナイスクエスト(良い旅)となることを心より願っています♪